夏バテの方にニュースです。
魚はそもそも健康食として実に優れています。魚のタンパク質には,体に必要な栄養素である必須アミノ酸がバランス良くふくまれています。その上,魚の脂には不飽和脂肪酸が多く,これは悪玉コレステロールを減らし,血液をサラサラにする効果があります。
脂というと,まるで体に悪いような印象を持つかも知れませんが,もともと脂質は非常に効率の良いエネルギー源なんです。
だから,食欲不振からエネルギー不足状態となった方には,夏バテ対策としては良質な魚の脂は非常にいいんで!!
日本では昔から,「夏バテには長物が良い」といわれています。
ウナギやアナゴ,ドジョウなどの体の長い魚を夏に食べる習慣がかつて日本にはありました。
それらはみな,夏が旬であり,どれも食べれば精のつくものばかりです。
ウナギはビタミンAを多く含み,これは体に抵抗力をつける。アナゴもドジョウも似たような効用があります。
長物の中には「太刀魚」という魚がある。ビタミンA・D・Eを多く含み,注目すべきは脂が他の魚よりもずば抜けて多い。それはウナギよりも多く,可食部分の20%が脂質なんです!!
そして、その脂はオレイン酸をふくむきわめて良質な油であり,夏バテ対策にはもってこいの代物なんです!
長物以外では…
マダコの酢の物は酢はクエン酸だから疲労回復にもいいし,タコには免疫力を強くし疲労回復に効くタウリンが豚肉と同じくらい含まれていますが、カロリーは豚肉に比べ3分の1以下です。
そして,アオサのみそ汁。アオサにはビタミンやミネラルを多く含んでおり胃にも良い。
マグロの赤身にすり下ろした山芋をかけたマグロの山かけ。山芋はスタミナがつくし,マグロの赤身は鉄分が多くて女性に多い貧血に効く。
暑い時こそ魚をたくさん食べて夏を乗り越えましょう!!!
336
0 件のコメント:
コメントを投稿